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Šótaró Ikenami

    真田太平記
    雲霧仁左衛門
    編笠十兵衛
    堀部安兵衛(下)
    堀部安兵衛
    • 堀部安兵衛

      • 526 Seiten
      • 19 Lesestunden

      十四歳の春、越後・新発田藩の家来中山弥次右衛門の一人息子、安兵衛は、行きずりの山伏に「いまの世に剣をとって進むとき、おそらく安兵衛どのは短命であろう」と断言される。泰平の世に厳しい剣術の鍛練を強いる父を憎んですらいた彼は、もとより力による争いごとより学問を好んでいた。が、濡れ衣による父の非業の自死を見届けた瞬間から、「短命」への歯車は、静かに回りはじめた...。

      堀部安兵衛
    • 「私は、いまこのときのために生まれ、生きてきたかのように思われます」。父の不運の理非を確かめたい一心で故郷を出奔して十一年。因果のめぐりあいに鍛えられ、多くの縁に導かれ磨かれた二十五歳の安兵衛は、恩人の助太刀に、全てを投げうち馳せつける。それはまた新たな運命の幕開けでもあった―高田の馬場の決闘と忠臣蔵の二大事件を疾けた、義士随一の名物男の、痛快なる一代記。

      堀部安兵衛(下)
    • 編笠十兵衛

      • 483 Seiten
      • 17 Lesestunden

      将軍のあやまちを正すためには赤穂浪士の吉良邸討ち入りを成功させるほかないと判断した月森十兵衛は、同じ“秘命”をおびる大身旗本・中根正冬と秘策を練る。しかし、討ち入りに備えて吉良邸は防備を固め、赤穂浪士の側も江戸の強硬派と大石内蔵助の思惑が一致せず、あわや上野介は米沢藩にひきとられそうになるのだが...。公儀の歪みを正す剣豪の活躍を描く忠臣蔵外伝。

      編笠十兵衛
    • 真田太平記

      • 608 Seiten
      • 22 Lesestunden

      天下統一をなしとげた豊臣秀吉は、これまでとは人柄も変ったようになり、無謀な朝鮮出兵を号令。そこに豊臣政権のほころび目を見てとった甲賀忍びの頭領・山中俊房は、秀吉の御伽衆である又従弟の山中長俊に早くも手をまわし徳川方への加担を説く。ここに甲賀忍びと真田の草の者との凄絶な戦いが開始され、壷谷又五郎や女忍者お江の常人には推しはかれない活躍が繰り広げられる。

      真田太平記